福岡県不動産市況 DI 調査について
福岡の不動産市況は、人口増加、インバウンド、受験生のホテル不足、天神ビックバンなどので影響により上昇基調にあると感じられている方も多いのではないでしょうか。
不動産の市況は、実際にはどのように推移しているかを調べたいと思ったら、公益社団法人福岡県不動産鑑定士協会のウェブサイトを覗いてみるのが良いでしょう。
福岡県不動産鑑定士協会では、年2回のペースで「福岡県不動産市況DI調査」という調査情報を公表しています。この調査は、会員のアンケート調査などにより現場の意見を拾い上げ、不動産の現在の市況や先行き調査結果を指標化して開示しています。
現在のところ、第7回(平成30年8月分)までが公表されています。
直近の動向は上昇傾向?!
直近の公表結果を確認すると、福岡県全域では、DI指数はプラスで推移しており、上昇感の高まりが垣間見える結果となっています。
中でも、やはり福岡市が+39.8%(県全体30.5%)となっており、北九州市、久留米市よりも10ポイント以上も上回っています。
今後半年の予測においても、他二都市を大きく上回っている点は特筆すべきかと思います。